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皆様から頂いたメールを呼んで感じた事、修理品を見て感じた事を書いていきます。
専務取締役 今野康一 |
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2001/7/24
夏のガラス面の曇りに注意して下さい。夏場に時計をつけると、ガラス面が曇るというようなお問い合わせが増えています。このような状態ですと、時計の機械側に水が多量に入り、その水が気化して、水滴がつく状態です。このような状態ですと、機械は完全にぬれている状態で、日々錆びて行く状態です。1週間も放置されると再起不能に近い状態まで部品が錆びます。修理するにしても非常にお金がかかります。このような状態になった場合は、修理代を安くすますため、1日も早く分解掃除をなさることをお薦めいたします。 2000/10/30 かなりサボッテしまいました。街のホームページやら、よそのホームページを作ったりで自分のホームページがお留守になってしまいました。というわけで、まだ途中ですがリニューアルしたホームページをアップ致しました。今後、プロの技術者がどんな工具を使って修理しているか御紹介もしていきます。 2000/6/10 機械時計の精度は、クォーツの時計と違い正常な状態でも日差5〜10秒位の誤差が出、通常は遅れると実生活に悪影響が出ますので、進みの状態で5〜10秒位に調整します。 2000/5/28 防水時計だからといって、お風呂に入るは、良くない事です。なぜかというと水ではなくて、温度変化による収縮によるゴム部品などの劣化が問題となります。これをくり返すと防水性が早く落ち、思わぬ出費をしいられる事になりますのでお気を付け下さい。 2000/5/25 時計に水が入った場合は、そのままだと機械が錆びて再起不能になります。考えている時間はありませんので、即刻分解掃除をして下さい。 2000/5/24 自動巻の時計の竜頭を使ってゼンマイをを巻くと歯車に負担がかかり、結果として歯車を破損させる場合があります。特に昔の機械ですと部品が欠品している場合もあり、それが元で修理不能になる場合もありますのでお気を付け下さい。自動巻の時計は極力、時計を振ってゼンマイを巻きましょう。 2000/5/18 皆様からお預かりした時計を見ていると、定期的な分解掃除をしていない為にかえって高くついたり、部品が入手出来なくなっていて修理が非常に難しくなってしまう場合が多々あります。また、部品があっても部品入手に時間がかかる場合も多く、お預かりする時間が長くなってしまう場合もかなりあります。 2000/5/14 皆さんからのメールを読んでいると、外装部品の事をよく聞かれます。時計=機械というイメージからすると、外装部品って簡単に考えがちですが、実は特にクサリのモデルになると機械より外装部品の方が高いのです。例えばクサリの値段が全体の値段の半分以上というような時計も沢山あります。文字盤もダイヤなど入っていなくとも3万円位する物が沢山あります。そんな訳ですから、外装部品をあまり簡単に考えると、多大な出費をしいられる事になります。そのようにならないためには、汗をかいた後クサリを拭いてやるとかのメインテナンスをする事が大切になります。また、理想的には2〜3年ごとの分解掃除、最低限ガラスが曇ったら、すぐに分解掃除をするとかの早めのメインテナンスが、出費を押さえます。 |